「.tokyo」等のドメインはSEOで有利になるの?
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「ドメイン」や「ホームページアドレス」と言えば、一昔前であれば「.com」や「.net」「.jp」などがよく利用されていました。しかし今は様々なドメインがあります。例えば「.tokyo」「.nagoya」「.movie」「.soccer」など、地域名や業界名・企業名が付いたものまで利用が可能です。このようなドメインは『新gTLD』と呼ばれており、様々なWebサイトで活用されつつあります。
ではこのような『新gTLD』を利用することで、SEOで有利・不利になることはあるのでしょうか?例えば「.tokyo」を使えば「東京」というキーワード検索に対して有利に働き、他のドメインよりも上位表示されやすくなるのかということです。
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gTLDでSEOに差が出るのか
Googleが2015年7月21日に、新gTLDの取り扱いについて公式ブログで公表しました。
>新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて
結論から言うと、
どのgTLDでもSEOで差は出ません。
- どのgTLDでもGooglebotがクロールしてインデックス登録し、検索で使用できるようになる
- gTLDがブランド名でも地域名でも、他のgTLDと同じように取り扱われる。(SEOで有利・不利はない)
つまり「.tokyo」を使ったとしても「東京」のキーワード検索で有利に働くことも、不利に働くこともありません。「東京オリンピック関連サイトを作ってSEOで有利に!」と意気込んで取得た方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらSEOで有利にはなりません。
SEOで有利に働きませんが、「.tokyo」と付いていれば「このサイトは東京関連のサイトなんだな」ということが分かります。SEO目的ではなく、ユーザーに対してどのようなサイトなのかを知ってもらう一つの手段として使っていくのはアリではないでしょうか。