Google、サイトのインタースティシャルは非推奨でモバイルフレンドリーでない
Googleは、Webサイトがスマートフォン等のモバイル端末にも適切に対応できているかを重視するようになりました。いわゆる「モバイルフレンドリー」という考え方で、当サイトでも何度かモバイルフレンドリーについてお伝えしてきました。
2015年9月2日、Googleはモバイル フレンドリー テストを更新したことをGoogleウェブマスター公式ブログで公表しました。公式ブログによると、検索結果ページからアクセスしたページに、コンテンツの大部分を覆い隠すアプリ インストール インタースティシャルがある場合、モバイルフレンドリーなページと見なされなくなります。
インタースティシャルというのは、例えばページを開いた時に画面いっぱいに表示される広告等です。アプリでは最近よく見かける広告の種類なので、あなたも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
検索結果ページからアクセスしたらコンテンツが見えず、アプリのインストールを促す広告が表示されるのはユーザーにとって有益ではないとGoogleは判断したようです。もしこのインタースティシャルがある場合は、モバイルフレンドリーとは見なされなくなり、検索順位にも影響がでる可能性があります。
2015年9月3日に行われた「ウェブマスター オフィスアワー」でも、Google社員の方がインタースティシャルについてお話されていました。
もしアプリのインストールを促したいのであればインタースティシャルではなく、ヘッダーやフッターの一部にアプリ インストール バナーとして表示することが望まれます。
▼ポイント
- 検索結果ページからアクセスしたページでアプリ インストール インタースティシャルがあるのがNG。
- Webサイトのみでアプリ内のインタースティシャルは関係ない。
- これ以外のインタースティシャルに影響はない。
あくまで検索結果ページからアクセスしたページに、アプリのインストールを促すインタースティシャルがあることがダメなだけです。アプリ内のインタースティシャルは関係ありません。