ブログの収益公開でアドセンスがBANされる可能性ありますよ
2019年11月時点でアドセンスの収益等の公開はポリシー上は問題がないということです。ただし公開することによるリスク(妬み等)はあり、それらのリスクは全て自己責任となります。また「アドセンスで○○をすれば必ず稼げる」のような記載に関してはポリシー違反になる可能性があるとのことでした。
最近、自分自身のブログで得た収益を公開する人が多いようですね。収益と今月ブログで何を実践したかなどをまとめて公開することで、多くの人にシェアされて一時的にアクセスが伸びる傾向にあるようです。
アクセスを伸ばすためであるか否かは置いておいて、収益公開をする際には気をつけてほしいことがあります。何も考えずに収益を公開することで、アドセンスがBAN(広告配信停止の状態に)される可能性があります。
公開してはダメな情報
ブログの収益源の一つとしてGoogleアドセンスを利用されている方は多いでしょう。「今月アドセンスで○○円の収益でした!」と公表するのは良いのですが、「クリック率は○○%でした」と公表するのは利用規約違反となります。下図のようにアドセンスのパフォーマンスレポートの情報を、数値が見える状態で公開してしまうのはアウトです!
しっかり読んでいる人が少ないと思われる「AdSense 利用規約」ですが、「9.秘密保持」の所には下記のように記載されています。
「クリックスルー率」、つまりクリック率(CTR)は公開してはダメなことがしっかりと明示されています。PV数や広告表示回数とクリック数をセットに表示すればクリック率は計算できてしまうので当然ダメでしょう。クリック率を公開することで実際に広告配信が停止した方もいらっしゃるようです。
上記の中には「その他の統計」ともあります。これがどの範囲までの情報かは分かりませんが、実際のクリック単価も掲載するのはやめた方が良いと思います。
直接クリック率の情報を記載しなくても、サイトの PV(アクセス数)とクリック数を掲載すればクリック率は計算できてしまいますので、公開されるデータには十分注意が必要です。
見積り収益は公開NG?
収益総額については公開可能です。
ただし「支払総額を正確に開示」と記載されているので、見積り収益を公開するのはNGと捉えることができます。見積り収益はまだ確定していない、正確ではない収益と言えますから…。
つまり公開しても安全と言えるのは、アドセンス管理画面の歯車アイコン>お支払い>取引の確定収益部分ということですね。
どこまで公開して良いかというのは、時代とともに変わる可能性もあります。あえて危険を冒してまで公開するメリットは少ないでしょうから、パフォーマンスレポートの画面を公開するのはやめた方が良いですね。