カメラ撮影で寸法測定!写真から長さ・角度を測るアプリ『定規』
物の長さを測定したい時に必要なのは定規ですよね。しかし長さを測りたい時に必ずしも手元に定規があるとは限りません。「あれ、定規ってどこにしまったかな…」と探すことから始めなければならないかもしれませんし、外出先だと購入するしかありません。
しかしスマホさえあれば、定規がなくても物の長さの寸法測定を可能とする便利な無料アプリがあります。角度も測ることができるので分度器も不要!面積だって計算させることが可能です。このページでは便利なアプリ『定規(フォトルーラー)』の使い方をご紹介致します。
写真で簡単測定ができる『定規』の使い方
アプリをインストールしたら起動してみましょう。4つのアイコンが表示されていると思いますが、一番上はスマホ自体を定規にする機能、二番目は写真撮影から長さなどを測定する機能、三番目は既に撮影済みの写真から測定するもの、最後はインフォメーションです。
では二番目のカメラアイコンをタップして測定したいと思います。この機能の特徴はキャッシュカードやクレジットカード、A4 用紙など基準となる物と一緒に対象の物を撮影することで、対象の長さなどを測ることができるということです。
今回は A4 用紙を基準にして、一緒に Chromebook が入っていた箱の長さを測定したいと思います。A4 用紙と対象の物を並べて置き、正面から写真を撮影してください。うまく撮影できたらチェックアイコンをタップします。
真ん中のコンパスアイコンをタップすると基準となる物の選択ができます。最初は「デビットカード(長い方)」となっていると思いますので、「A4(長い方)」を選択します。
矢印が表示されるので、紙の両端に矢印が来るように動かしてください。
次にプラスアイコンをタップし「矢印」を選択します。先ほどとは別の矢印が表示されますので、今度は長さを測定したい物の両端に矢印が来るようにします。これで長さの測定ができましたね!
プラスアイコンから「スクエア」を選択すれば面積の計算、「アングル」であれば角度を測定することもできます。完全に正確に測定するのは難しいですが、「だいたいこれくらいの長さ」ということが知りたいのであれば十分ではないかと思います。