アドセンスが勝手に無効になる条件があるのをご存知ですか?
アドセンスではポリシー違反をしていなくても、ある条件を満たしてしまうとアカウントが勝手に無効になる(リセットされる)ことをご存知でしょうか?せっかく取得したアドセンスアカウントがリセットされてしまうのは防ぎたいですよね。
アカウントがリセットされる条件
ご存知ではない方が多いのですが、アドセンスは利用していない期間が6ヶ月間あると自動でリセットされるようになっています。具体的には、6ヶ月間一度も広告が表示されなかった場合にアカウントがリセットされます。このことはヘルプページにも記載があります。
例えば次のような場合です。
- 広告コードをどのサイトにも設置していない場合
- 広告コードを設置していてもアクセスが一件もない場合
ちゃんと運営しているサイトにアドセンスの広告コードを設置している場合であれば、通常はこの条件に当てはまることはないでしょう。ですが「ブログを削除した。アドセンスは気が向いた時にまたやろう。」というようなケースでリセットされてしまう方が多いようです。
5ヶ月目でメール送信
もし5ヶ月間一度も広告が表示されなかった場合に、メールでリセットに関する下記のお知らせが届きます。この段階で広告コードをサイトに設置して表示させればリセットされることはありません。
しかしアドセンスに関心がなくなってしまっている方はメールに気づかずに放置してしまうことが多いようですので、メールの確認は怠らないようにお気をつけください。
6ヶ月経過でリセット
6ヶ月が経過してリセットされると下記のようなメールが届きます。
リセットされると広告コードを設置しても広告は表示されません。
アカウントを復活(復旧)する手順
ポリシー違反でアカウントが無効になった場合とは異なり、一定期間広告が表示されなかったことによってアドセンスアカウントがリセットされた場合は復旧が可能です。メール通知にも記載されているようにアドセンスの管理画面にはログインができ、「サイトと AdSense をリンク」すれば広告が配信されます。
まずはアドセンスの管理画面にログインをしてください。おそらく、どのサイト(URL)で「サイトと AdSense をリンク」の手続きをすれば良いか記載されているはずですので確認をしてください。
「サイトと AdSense をリンク」の手順は、アドセンスに新規申請した際に行う審査用コードの設置と同じです。設置方法は下記ページをご覧ください。
コードが読み込まれれば復旧されますが、ある程度の回数(ユーザーによって)読み込まれないとダメな可能性もあります。コードを設置したらしばらく様子をみてください。
サイトが存在しない場合
指定されているサイトを削除してしまった場合など、「サイトと AdSense をリンク」の手続きのための広告コードを設置することができない方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合の対処法ですが、復旧手続きの画面で審査対象の URL の変更が可能かどうかをお確かめください。もし URL の変更が可能な場合は、コードの設置が可能なサイト URL に変更して申請してください。
もし変更ができない状態でアドセンスを利用したいのであれば、別の Google アカウントを使用して最初から申請をする必要があります。つまり復旧は諦めて新規でアドセンスに申請をすることになります。
面倒なことにならないように、アドセンスを利用しているのであれば勝手にアカウントがリセットされないように気をつけてください。