アドセンス『自動広告』の収益をレポートで確認する方法
サイト運営者が広告の設定をしなくても、アドセンス側が最適な場所に最適な広告を設置してくれる『自動広告』は使用されているでしょうか?多くの広告フォーマットに対応しており、手動設置と併用ができ、さらに URL でグループを作成してサイトごとにコントロールできるので、サイトによってかなり柔軟に設定ができる便利な機能です。
この自動広告についての詳細や注意点は下記ページでご紹介していますので、もし自動広告についてまだ良く分からないという方はご覧になってみてください。
自動広告はその名の通りアドセンス側が自動で広告を設置するため、通常の広告ユニットのように設置する広告や場所等で収益性を確認するのが難しいです。例えばサイドバーに通常の広告ユニット 300×600 を設置する場合、そのユニット名に「サイト名 – サイドバー 300×600」などと付ければ、レポートでその広告の収益性を確認するのは簡単です。
では自動広告はどうなのでしょうか?「確かに収益は上がっているけど、自動広告で配信されたどの広告フォーマット等で収益が上がったか分からない。」という状況では、しっかりとサイトを収益化していきたい運営者にとってはよくありません。
『自動広告』の収益をパフォーマンスレポートで確認するには?
自動広告の場合も広告の表示回数やクリック数、どのフォーマットが表示されたのかなどのデータをパフォーマンスレポートから確認することが可能です。
まずアドセンス管理画面に入り、[レポート]>[広告フォーマット]を選択してください。
※以前は[広告の動作]から確認できましたが、現在は[広告の動作]レポートのサポートが終了しています。[広告フォーマット]サポート前のデータは[広告の動作]から確認する必要があります。
[広告のプレースメント]の項目を確認してみてください。項目名に「自動/○○○」と記載されているのが自動広告によって配信されたレポートになります。
複数のサイトで自動広告を使っている場合、今のままでは全てのサイトでのデータが表示されている状態でしょう。もし特定のサイトのデータだけにフィルタリングしたい場合は、フィルタの[+追加]>[サイト]からレポートを見たいサイトを選択してください。
またはメニューの[広告]>[サマリー]>[サイトごと]からレポートを確認したいサイトの[レポートを表示]アイコンをクリックすることでも表示されます。サイト別で確認するにはこちらの方が簡単ですね。
これで特定のサイトの自動広告のレポートを確認することができます。収益性の低い広告フォーマットを自動広告で表示させなくしたりと、改善するための材料になると思います。