非表示に!自動広告を表示させるべきでないページと設定方法
こんにちは、Google AdSense 公式ヘルプコミュニティ エキスパートの竹中です。
ページに1つコードを設置するだけで、最適な広告を最適な場所に表示させることができるアドセンスの『自動広告』。収益が増えたというユーザーも多いようです。
アドセンス側が自動で広告を設置してくれるので、特に広告の設置で気をつけることがなさそうに感じてしまいますが、自動広告であっても注意しなければならない点があります。例えば【自動広告は収益性が上がる?導入方法と注意点】のページでもご紹介したような他社広告やアフィリエイトとの併用です。
今回注意点としてご紹介したいのが、自動広告を表示させるべきでないページについてです。
自動広告を表示させるべきでないページとは?
既にご存知のことだと思いますが、アドセンスではコンテンツの乏しいページには広告を設置してはいけないというポリシーがあります。おそらくあなたも広告を設置されている記事ページには十分気をつけているかと思います。
しかしながら固定ページや検索結果ページ、404 エラーページなどにも配慮されているでしょうか?
このことは【検索結果ページと404にAdSenseを貼るのはポリシー違反!?】のページでも触れていますが、記事ページ以外のページに広告コードを設置しているのであれば、それらのページでもコンテンツが乏しい状態になったりしてはいけません。コンテンツの乏しいページには広告コードが入らないように設定をする必要があるでしょうし、WordPress であればそのような振り分けをすることも可能です。
これは自動広告に関しても同様です。例えば「お問い合わせ」ページやリンクのみの「サイトマップ」ページ、コンテンツとしては意味がない「プライバシーポリシー」のページで広告を表示させるには適していない(好ましくない)でしょう。
おそらくそのような固定ページに自動広告のコードが設置されていても、ページ内容を解析して広告を表示させる自動広告であれば、アドセンス側が広告の配信を制御するので即ポリシー違反となることはないと思います。
しかし少しの不安要素も排除しておきたいという方であれば、コンテンツの乏しい固定ページでは表示させないようにしましょう。
ポリシー違反のページから自動広告のコードが削除できない場合
また実際にポリシー違反の指摘を受けてしまったページがあった場合、本来であればそのページから自動広告のコードを取り除くべきでしょう。しかし特定のページだけコードを削除できないというケースも多いかと思います。
ポリシー違反になっているページで自動広告のコードが取り除けない場合であっても、今回ご紹介する下記の方法を使用して頂ければ大丈夫です。
特定のページで自動広告を配信させないように設定する方法
固定ページなど特定のページで広告を配信させないようにする方法には、「特定のページで広告コードが入らないようにテンプレートなどを設定する方法」と、「アドセンスの自動広告の設定画面から設定する方法」があります。
前者の場合はサイトを公開している環境によって設定方法が異なりますので、今回は後者のアドセンス管理画面での設定方法をご紹介いたします。
自動広告では「ページ除外の管理」の画面から URL 単位・グループ単位で非表示にすることができます。アドセンス管理画面の[広告]>[サマリー]で設定をしたいサイトの[編集]アイコンをクリックします。
ページ除外の項目にある[管理]をクリックしてください。
[+除外設定を追加]をクリックします。
自動広告を表示させたくないページの URL を入力して追加します。例えば(example.com/contact.html)などです。「このページのみ」を選択している場合、URL が完全に一致しているページの自動広告がオフになります。
特定のディレクトリ内のページは全て自動広告をオフにしたい場合などは「このセクションのすべてのページ」を選択します。
最後に[追加]ボタンをクリックして完了です。追加した URL で自動広告が非表示となります。設定をしても即反映されるわけではなく、ある程度時間をあけなければならない場合があります。また時間が経過しても表示されたままになる場合は、ブラウザのキャッシュを削除してみてください。それでも反映されない場合はブラウザの Cookie も削除してみてください。