YouTube ハッシュタグの間違った3つの使い方で動画削除も!?
YouTube の動画説明欄にはハッシュタグを入れることができるのはご存知だと思います。※YouTube Studio の動画詳細画面で設定する「タグ」ではなく、説明欄に「#」から始まるキーワードなどを入れるものです。例えば「#アフィリエイト」「#アドセンス」「#副業」のように入れるものですね。
話題になっているようなキーワードをハッシュタグとして入れておくことで、視聴者がハッシュタグ検索をした際に表示され露出を増やせる可能性が高いというメリットなどがあります。
追加するのも簡単で誰でも使用可能なハッシュタグですが、間違った使い方をされている方も少なくありません。今回は気をつけた方が良い3つの間違った使い方をご紹介致します。
1. ハッシュタグもコンテンツの一部
ハッシュタグも動画そのものや動画タイトル、説明文章と同様にコンテンツの一部として判断されます。そのためハッシュタグで記載された内容もコミュニティガイドラインに準拠したものでなければなりません。
ほとんどの方がお気をつけになっていると思いますが、誰かを侮辱したり攻撃するような内容、ヘイトスピーチ、性的な内容、下品な言葉などを入れてはいけません。
例えば話題になっている事件の加害者に対する暴言などを動画として配信したりする方がいますが、そのような暴言などをハッシュタグとして入れるようなこともしてはいけません。炎上狙いや視聴回数を増やすことを目的としてセンシティブな内容に関連するハッシュタグも使用しない方が良いと思います。
問題のあるハッシュタグを入れることでガイドライン違反やポリシー違反となり、動画削除や検索結果から動画が削除されることに繋がりますのでご注意ください。
2. 無関係なハッシュタグの使用
動画の内容と関係のないハッシュタグを入れてはいないでしょうか?例えばサッカーの内容を話している動画なのに、スポーツに興味があるたくさんの人に見てもらいたいという理由で野球やバスケットボールなど、サッカーとは関係のないハッシュタグを入れることです。
このような無関係なハッシュタグを使用することで視聴者の誤解を招く可能性があり、「誤解を招くメタデータに関するポリシー」でも禁止されています。
そのポリシーには「タイトル、サムネイル、説明、タグを使用して、コンテンツが別のものであるかのように見せかける。」と記載されており、ハッシュタグに限らず動画内容とかけ離れるようなものを入れてはダメだということですね。
3. ハッシュタグは数に制限がある
知らずに行ってしまっている方も多いのがハッシュタグをたくさん入れてしまっていることです。実はハッシュタグには1つの動画説明欄に15個までという制限があります。
「16個以上入れている動画ってあるし、説明欄にも表示されているよね?」「有名 YouTuber も普通に入れてるよね?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに16個以上入れても説明欄には表示されます。動画ページに警告が表示されるわけでもありません。
しかし、16個以上入れてしまうとハッシュタグとして機能しなくなります。しかもその動画に入力している全てのハッシュタグが無視(無効化)されてしまうのです。16個目から無効になるのではなく全てです!
さらにヘルプページには「タグの数が多すぎる場合、アップロード動画や検索結果から動画が削除されることがあります。」とも記載されており、動画削除にまでなる可能性があり注意が必要です。
また15個以下であったとしてもタグが多いことで、視聴者が検索しているものと関連性が低い動画が表示されるようになる可能性があるため入れすぎないというのもポイントだと考えられます。多くて5,6個入れるくらいにしておくのが良いのではないでしょうか。
ハッシュタグは誰でも簡単に付けられるものですが、ガイドラインに従ったものでなければなりませんし、使い方によっては動画削除にまでなる機能です。ご使用になる場合は問題ないものになっているかご確認ください。