マルチデバイス対応!Filmora最新バージョンは新機能が盛りだくさん
動画編集ソフトは世の中にたくさんありますが、機能が充実していても高価であったり、安価だとクオリティの高い動画作成が難しかったりするものが多いですね。
しかし、機能が充実していて初心者にも扱いやすく、かつ安価な動画編集ソフトとして知名度が高いのが Wondershare 社が提供している「Filmora(フィモーラ)」です。紹介している方も多いのでご存知かもしれませんね。
YouTube に動画を投稿するクリエイターの中にも Filmora を愛用している人は多く、動画編集に慣れていない人でも手軽にクオリティの高い動画を作成できると有名です。
「今から YouTube を始めたい」「動画を編集するおすすめソフトが分からない」と相談を受けることは多いですが、真っ先に紹介しているのが Filmora です。実際に Filmora を紹介し、愛用している私の友人も多くいます。
それくらいお勧めできる動画編集ソフトなのですが、近々 Filmora では最新バージョンが出るようです。一足早く使用する機会をいただきましたので、どのような機能が追加されたのかなどを中心にご紹介いたします。
Filmora の最新機能
まずは最新バージョンで追加された新機能等の一部を列挙いたします。
- マルチデバイス対応🌟
動画編集をパソコンだけでなくスマホやタブレットでも行いたいと思われている方に!場所を選ばず動画編集ができるのは最新バージョン目玉機能です。 - パネルレイアウトの切り替え🌟
5種類のパネルレイアウトが追加され、より自分に合ったレイアウトを選択できます。 - パワーアップしたキーフレーム
位置、ケール、不透明度などすべてのパラメータを、キーフレームで個別制御可能に。 - 描画マスク🌟
ペンツールを使うことで、自由な形状のマスクを作成できるようになりました。 - 調整レイヤー
調整レイヤーによって、エフェクトの適用が効率的に行えます。 - AIスマートカットアウト🌟
動画の被写体を指定するだけで AI が素早く被写体を判断し、正確&綺麗に切り取ることができます。 - AIオーディオストレッチ
動画の長さに合わせてオーディオを自然に伸縮できるようになり、音楽の繰り返しや繋ぎ合わせ作業から解放されます。 - AIノイズ除去🌟
AI 搭載のノイズ除去機能によって、より綺麗な音源になります。 - 3Dテキスト
3Dタイトルテンプレートを使うことで、簡単に3Dテキストの作成が可能です。 - Premiere Pro / Final Cut Proショートカット
Premiere Pro や Final Cut Pro に慣れている人でも Filmora の操作が快適にできるように、ショートカットプリセットが搭載されています。 - エフェクト表示の最適化
Filmora 内蔵のエフェクトの分類や表示を最適化されたことで、より快適になりました。 - 新しいロイヤリティフリー音楽
ロイヤリティフリーの BGM が新たに100曲以上も追加されました。
YouTube などのプラットフォームに動画を投稿する前に、効率的に動画編集するための機能が豊富に揃っています。その中でも特に気になる機能の詳細をご紹介してきます。
マルチデバイス対応
新バージョン Filmora の目玉機能とも言えるのがマルチデバイスに対応したことではないでしょうか。
動画編集ソフトと言えば、通常はパソコンだけで完結させるものというイメージが強いですね。しかし、新バージョンではスマホやタブレットなどのモバイル用アプリを使用することで、モバイル端末を使用した動画編集が可能となります。
Filmora アプリは下記からダウンロードすることが可能です。
Android ・ iOS の両方で Filmora アプリが使用できるので、場所や端末に依存せずに動画編集ができるようになるのはありがたいですね!
Filmora アプリ単体でも動画編集やエクスポートが可能ですので、一度どのようなアプリかをご確認になってみてください。
トリムやテキスト入力など基本的なツールはもちろんのこと、テンプレートやエフェクト、フィルター、BGM なども用意されているので、手軽にアプリから動画編集を行うことができます。YouTube ショート動画や TikTok 動画の編集・作成を行うのにも向いているアプリだと感じました。
また、最近では動画編集を複数人のチームで行っている方が多くなっていますね。動画をクラウドへアップロードすることで、チーム内で動画を共有してコメントなどをしてもらうことが可能です。チーム内で動画に関するコミュニケーションが円滑に取れるのは便利ですね。
パネルレイアウトの切り替え
モニターサイズや動画の種類などの環境によって、操作しやすいパネルレイアウトは異なります。新 Filmora ではパネルレイアウトが5種類追加されました。特に面白いと感じたのが[ショート動画]と[デュアル]のレイアウトです。
[ショート動画]は YouTube ショートや TikTok などの縦長の動画で活用すると便利そうなレイアウトで、画面右側に動画を表示させることで効率的に縦長動画の編集ができます。
[デュアル]では、複数のモニターを使用している人が利用できるレイアウトです。動画プレビューを別モニターに映し出すことで、タイムラインやエフェクト等を広く表示させることができます。
描画マスク
マスクとは画像や動画を直接修正することなく、余分な部分を覆い隠すことができる機能を言います。例えば人物だけを切り抜きたい(人物だけを表示させたい)場合に、マスクを使用することで人物以外を非表示にするなどの使い方があります。
楕円形や長方形など、決められた形状のマスクを追加する機能はよくありますが、描画マスク機能を使用すれば自由な形状のマスクを追加することが可能です。
マスクを追加したい素材をタイムライン上でダブルクリックして[マスク]タブを選択してください。ハートや星型、長方形などの決まった形状の他に、[マスクを描画]というツールがあるので選択します。
動画や画像内でクリックをしていくと、マスクをかける範囲を作成することが可能です。ぼかしの強さや不透明度も選択できます。単純な形状以外のマスクを作成することができるので、クリエイティブな動画作成に活用できそうです。
AIスマートカットアウト
動画内の被写体(人物等)を選択すると、自動で AI が綺麗に切り取ってくれる機能です。被写体をざっくりとマウスで選択するだけで、被写体以外を透明にしたり、被写体に色をオーバーレイすることができます。
一瞬で輪郭もきれいに判断してくれているのが驚きです。
AIノイズ除去
YouTube などでは最近、音質が視聴者維持率に影響を与えるとも言われています。音質が悪いと不快に感じて動画視聴をやめてしまう人がいるためです。
音質を向上させる方法として、良いマイクを使用することや、録音環境を整えることなどがあります。しかし、高価なマイクを揃えるのは難しい方も多いでしょうし、環境を整えることも大変です。
そのような方で、音質を向上させる方法として便利なのが「AIノイズ除去」機能です。ノイズ除去機能には「スピーチ強調」「風の音除去」「リバーブ除去」などいくつか種類があります。
基本的にスイッチをオンにすればノイズを除去することが可能です。部屋の中で撮影していると声が反響してしまいますが、「リバーブ除去」機能で取り除けるのは個人的にありがたいです。
Filmora の価格
Filmora の料金プランは下記の種類があります。
- 1年プラン:6,980円(税込)
- 1年プラン(マルチデバイス):7,980円(税込)
- 永久ライセンス:8,980 円(税込)
1年プラン(マルチデバイス)は Android・iOS・iPad・Mac・Windows など、クロスプラットフォームとしてプロアカウントを使用できます。
今回ご紹介した機能はほんの一部ですが、初心者にも操作しやすく高機能で、プロ並みの動画編集が行えるソフトにも関わらず非常に安価です。本当に自分にも上手く動画編集できるか分からない・不安だと思われているのであれば、まずは無料でお試しになってみてください。
>Filmoraのダウンロードページ