悲報!Jetpackが無料で利用不可に…代わりのプラグインは
WordPress のプラグインで知名度の高い Jetpack ですが、商用サイトの場合は無料で利用することができなくなりました(2023年から)。知らなかった方も多いかと思いますし、商用サイトであっても今まで制限などもなく利用ができていました。
しかし、Jetpack 側が商用サイトか否かを検知するようになり、商用サイトだと判断された場合は有料プランにアップグレードするように促されます。しかも全然安くない…むしろ高い…。
商用サイトかの判断基準としては次の通りです。
- 自分のサイトには広告がありません
- 自分のサイトでは製品/サービスを販売していません
- 自分のサイトではビジネスを宣伝していません
- 私のサイトでは寄付やスポンサーシップを求めていません
私のサイトの場合は Google AdSense が含まれていることが検知されました。企業サイトはもちろんのこと、個人のブログであっても AdSense 広告を設置したり、アフィリエイト広告を置いている場合は商用サイトとみなされそうです。
Jetpack の代わりになる無料プラグイン
Jetpack の統計情報はサイトや個別記事のアクセス数をサッと確認するのが便利で長らく利用していました。しっかりとアクセスを分析したい場合は Google アナリティクスを使用するわけですが、日々のアクセス数を確認するのに Jetpack ってちょうど良いんですよね。ただ、有料にしてまで使い続けたいかと言われるとそうではありません。おそらく、あなたもそのように感じているかと思います。
Jetpack の代替ツールやプラグインとして有力なのは、やはり「Google アナリティクス」です。もともと Jetpack と併用している方も多いのではないでしょうか。
私としては WordPress 内でデータの確認をしたいので、そのためのプラグインが必要です。色々なものがありますが、Google が提供している「Site Kit by Google」を一旦使用することにしました。
Google アナリティクスや Search Console、AdSense との接続が簡単にできるプラグインで、WordPress 内でアナリティクスの簡易的なデータを確認するのに役立ちます。データも見やすく、アナリティクスや Search Console のデータが一つの画面で確認できるのは便利ですね。
WordPress ログインした状態で個別の記事ページにアクセス。上部メニュー内にある[Site Kit]をマウスオーバーすると、その記事のデータが表示されます。
別の Jetpack 代替プラグインとして候補が挙げられるのが「Matomo Analytics」です。
これはオープンソースで開発されている Web 分析ツールで、データと顧客のプライバシーを守ることを名言しています。 Google アナリティクスの代替ツールとしても有名で、操作性も Google アナリティクスよりは簡単な印象です。
どこまでのデータを求めるかによっても使用するツールは異なってくるかと思います。その他のツールも含め、ご自身にあったものが見つかると良いですね。