SEO的に文字数が少ないページは削除するかnoindexにする!?
SEOにおける近年の傾向として強く言われているのが「質の高いコンテンツを提供する」ということです。SEOに関心のある方であれば嫌というほど耳にしているのではないでしょうか。今は闇雲に被リンクを集めれば上位表示できるという時代ではなく、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供すること自体がSEOに貢献すると言われています。
その為、企業サイト・ECサイト等でもブログシステムを入れて、コンテンツを増やしているサイトが多くなりました。このような商用サイトでもブログを活用するメリット等については、先日の記事【なぜ商用サイトでもブログが必要か?SEOやSNSで成功するために】をご覧ください。
さて、コンテンツを増やしているサイトが多くなったのは事実ですが、SEOに貢献するには単純にコンテンツの数(ページ数)を増やせば良いというものではありません。あくまでも「質の高い」コンテンツを増やす必要があるのです。ページ数を増やせば良いだけと勘違いして、有益な情報もない・文字数も少ないページを増やしても意味がありません。
それどころか質の低いページが多いことは、サイト全体にとってマイナスの要素になり得ます。
質の低いページは削除するかnoindexに!
質の低いページが多いサイトは、サイト全体の評価が低くなる可能性があります。例えば文字数が少ない(目安として300文字以下)ページやアフィリエイトばかりのページなどは要注意です。企業サイトであれば、「明日まで10%OFFセール開催します!」「新商品を入荷しました!」のような文字数が少なくなりがちなお知らせページなども注意が必要です。
サイト全体のページ数に対して質の低いページ数の割合が多くなると評価が下がる可能性があるので、解決策としては…
●質の高いコンテンツ・ページを増やす
●質の低いコンテンツ・ページを減らす
ということが考えられます。
質の高いページを増やすのはよく言われることですね。でもそれだけでなく、逆に質の低いページは減らしてしまうということもできます。減らす方法は“削除”か“noindex”です。
削除してしまっても困らないようなページであれば削除すれば良いのですが、お知らせページなどページとして残しておきたいものもあると思います。そのような時はmetaタグで“noindex”を設定しましょう!“noindex”は検索エンジンにインデックスさせないようにするものです。インデックスさせないのでサイト全体の評価対象から外すということになります。
下記のようにhead内に記述します。
<meta name="robots" content="noindex, follow" />
もしWordpressを利用しているサイトであれば、プラグインの「All in One SEO」や「WordPress Meta Robots」を利用すれば、ページごとに管理ができて便利です。
質の低い・高いを判断するのは簡単ではありませんが、ユーザーの役に立ちたいという気持ちで作成したコンテンツであり、SEOの為だけに作成したものではないかを自問してみてください。コンテンツを見なおして、あなた自信が納得のできるものかどうかで判断してください。
その上で質の低いページであれば削除するかnoindexを設定してサイト全体の評価が下がるのを防ぎ、質の高いページを追加していくことでサイト全体の評価向上に力を注ぎましょう。