初心者・中級者に勧める動画編集ソフトはどれ?安くて機能充実のアレ

今回は「これから YouTube チャンネルを始めたい」「もっとチャンネルを伸ばすためにクオリティの高い動画を作りたい…」と思う方にお勧めする動画編集ソフトをご紹介いたします。
最近では、視聴者に満足してもらい動画を長く視聴してもらうためには、面白いだけでなく、一定以上の 動画のクオリティ も求められるようになってきました。そのためか「お勧めの動画編集ソフトを教えてほしい」と相談されることも度々あります。
しかし、動画編集ソフトは無料からプロ向けまで選択肢がとても多いですよね。機能、価格、使いやすさ、パソコンのスペックなど、考えるべきことが多くて迷ってしまいます。
なので、 様々な動画編集ソフトの特徴を比較しながら、特に 動画編集の初心者から中級者の方々 にお勧めの動画編集ソフトをご紹介していきます。なお、動画でもご紹介しております。
動画編集ソフトの選択肢
代表的な動画編集ソフトをいくつか見てみましょう。それぞれに特徴があり、適したユーザー層が異なります。
🎬プロフェッショナル向けソフト
まずは、YouTube でも「動画編集と言ったらコレ」と紹介されるようなソフト3つです。
Adobe Premiere Pro (Win/Mac)
映像業界の標準ソフト。非常に高機能で、あらゆる編集に対応できます。Adobe の他ソフトとの連携も強力。ただし、高機能が故に操作の習得も大変です。サブスクリプションで費用がかかり、月額3,280円と安くはありません。
Final Cut Pro (Macのみ)
Mac ユーザーに人気のプロ向けソフト。Premiere Pro より直感的という声もありますが、Mac 専用です。価格は買い切り型で50,000円です。
DaVinci Resolve Studio (Win/Mac/Linux)
無料版もありますが、AI 機能や共同作業機能などが強化された有料版(買い切り:48,980円)もあります。高機能で、特にカラーグレーディング(色調整)を重視する場合に選ばれます。
🥲 プロ向け動画編集ソフトの弱点
プロ向けソフトは非常に高機能ですが、価格が高く、使いこなすには学習時間と PC スペックが求められます。「とりあえず YouTube を始めたい」「そこそこのクオリティの動画を作成したい」という段階では、オーバースペックになりがちです。
おそらく、多くの方がソフトをまともに使えるようになるまでに時間がかかり苦労するでしょうし、今まで動画編集を行ったことがない人が独学で使うには 、 ハードルが高く挫折してしまう方もいると思います。
私自身は Premiere Pro を長年使ってきていますが、全然機能を使いこなせていません。正直、分からないことばかりです。
🔰バランス重視!初心者~中級者向けソフト
「プロ向けソフトは難しすぎる。高い。」そんな方に最適なのが、 使いやすさ と 十分な機能 を両立したソフトです。このカテゴリに も 、いくつかの人気ソフトがあります。
iMovie (Mac / iOSのみ)
Apple ユーザーなら無料で使える、非常にシンプルなソフト。直感的な操作で基本的な編集ができ、動画編集の入門に最適です。ただし、機能は限定的なので本格的な利用には向かない場合もあります。とりあえず無料で動画編集に挑戦してみたい方にお勧めです。
CapCut (Desktop版 – Win / Mac)
TikTok を運営する ByteDance が提供する CapCut はスマホ版で特に人気がありますが、デスクトップ版もあります。無料版は機能制限がありウォーターマーク(透かし)が入るので、有料版にすることがお勧めです。価格は年間プランの場合10,800円。
Filmora (Win / Mac)
このカテゴリで 特に初心者・中級者におすすめしたいのが Filmora(フィモーラ)です。価格・機能・使いやすさのバランスが取れていて、テンプレートも豊富にあります。
主要動画編集ソフト比較表
ソフト名 | 価格モデル (目安) | 対応OS | 主な対象ユーザー | 主な特徴・強み |
---|---|---|---|---|
Adobe Premiere Pro | サブスク (月額約¥3,280〜) | Win/Mac | プロ向け | 業界標準、高機能、Adobe連携 |
Final Cut Pro | 買い切り (約¥50,000) | Mac のみ | プロ向け(Macユーザー) | Mac最適化、買い切り、独自のタイムライン |
DaVinci Resolve | 無料版あり / Studio版 買い切り (約¥48,980) | Win/Mac/Linux | プロ向け | 圧倒的な無料版、最高峰カラーグレーディング、統合ワークフロー |
iMovie | 無料 | Mac/iOS | 初心者(Appleユーザー) | 無料、非常に使いやすい |
CapCut (Desktop版) | 無料版あり / 有料版 (年額約¥10,800) | Win/Mac | 初心者~中級者 | 使いやすい、テンプレート豊富、スマホ連携 |
Filmora | サブスク / 買い切り (約¥9,980) | Win/Mac | 初心者~中級者 | 使いやすい、豊富な素材、手頃な価格(買い切り有)、バランスが良い |
今回は Filmora さんに協賛していただきましたが、実は私自身も以前から Filmora を使用しているユーザーの一人です。複雑な編集をする必要 がない動画であれば Filmora を使用して動画をサクッと作成し YouTube にも投稿しています。
なぜ Filmora が初心者・中級者に最適なのか?
以前から動画編集を行っている方の中には「Filmora は初心者向けだからクオリティの高い動画は作れないのでは?」と疑問に思われる方もいるのではないでしょか。確かに以前は初心者向けというイメージが強かったのですが、最近のバージョンでは中級者以上も満足するような機能も備わっています。
> Filmora 公式サイトへ
ここで簡単に Filmora の特徴を見ていきましょう。
圧倒的な使いやすさ
プロ向けソフトのような複雑な画面や専門用語に戸惑うことなく、直感的な操作で基本的な編集(カット、テロップ、BGM 挿入など)ができます。シンプルでありながら、より多くの機能を備えている点が魅力です。
豊富な素材
エフェクト、テンプレート、BGM などが最初から豊富に用意されているので、自分で外部の素材サイトから素材を探さなくても、簡単に見栄えの良い動画が作れます。
充実した機能
一般的な YouTube 動画制作に必要な機能はしっかり搭載。無料ソフトの機能制限に不満を感じ始めた方や、スマホ編集からステップアップしたい方にとって、過不足のない機能を提供します。ほとんどの YouTube 動画は Filmora で十分作成可能です。
私がよく使う機能の一つに画面収録です。パソコン画面の操作手順などを録画したい場合に別のソフトを使用する必要がなく、Filmora だけで収録から編集までできます。Web カメラからの収録にも対応しているので、Web カメラで自分を撮影しながら画面収録が可能です。
無音部分を一瞬でカットできる [無音検出機能]も、動画編集の大幅な時短になるので活用しています。
AI 機能によるサポート
最近では AI による編集機能が充実してきています。例えば、BGM を作成してくれる[AI 音楽]、効果音を作成する[AIサウンドエフェクト]、被写体と背景を瞬時に切り分ける AI ポートレートで人物の背景を簡単に変えることができます。音声をキレイに補正してくれる[AI 音声補正]もかなり役立っています。
この他にも、動画ノイズ除去、画像から動画生成、翻訳、リップシンクなど、様々な AI 機能があります。素人には難しかった編集や、 通常なら 別の専用サービスを使わなければならないものも、Filmora を使うだけでサポートしてくれます。
手頃な価格
Premiere Pro や CapCut のような 継続的に支払いが発生する サブスクだけでなく、Final Cut Pro のように買い切りタイプ(永続ライセンス)も選べるため、予算や好みに合わせて選択できます。買い切りタイプで定価9,980円で、動画編集ソフトにしては、かなり安価ではないでしょうか。
まとめ
すべての人に Filmora が最適だと言っているのではありません。動画編集ソフト選びで重要なことは、自分が動画で表現したいことを実現できるかです。簡単に使えるソフトであっても、自分が表現したいことが実現できないのであれば、難しいソフトでも勉強して使えるようになる必要があります。
本格的な映像を作成したい方や本格的なプロを目指す方であれば Premiere Pro や Final Cut Pro が有力な選択肢となるでしょう。でも、多くの YouTube 初心者・中級者にとっては、使いやすさ、機能、価格のバランスが取れた Filmora を選択肢として入れても良いと思います。
> Filmora 公式サイトへ
どのソフトも無料体験版や無料トライアル期間があるので、実際に操作してみて、自分に一番しっくりくるソフトを見つけてください。