スマホやiPadをレジにする3大アプリを比較!カード決済も導入可
店舗で商売する場合に必ずと言っていいほど必要だった備品の一つが『レジ(レジスター)』ではないでしょうか。何をいくらで販売して、現金の出し入れがどれだけあるかを把握するのに必要不可欠なツールです。
しかし今の時代は iPad 等のモバイル端末があれば、レジアプリを入れることで簡単に、しかも管理も便利なレジツールに変えてしまうことができます。またコストも無料もしくは低価格で利用でき、クレジットカード決済も簡単に導入させることが可能です。
店舗を持っていなくても、フリーマケットでこれらを使用してクレジットカード決済に対応している人も多くいます。カード決済の導入というと少しハードルが高いと思われている方も多いかもしれませんが、実はすごく簡単で誰にでも導入ができるのです。
今回は iPad や Android 端末をレジにするアプリ『Square』『スマレジ』『Airレジ』を紹介・比較したいと思います。
Square(スクエア)
誰でも決済手数料3.25%からでカード決済導入!【Square公式サイトへ】
初期費用:0円/月額費用:0円
シンプルで使いやすい/カード決済対応
この Square は元々、モバイル端末でクレジットカード決済を月額費用無料で導入できることで有名となったサービスです。当初このサイトでも【スマホやiPadがカード決済端末になる「Squareリーダー」を試してみた】の記事でご紹介致しました。
Square は自体はとてもシンプルなアプリで、現金販売の管理とクレジットカード決済での管理が行える程度です。複雑な要素がないので、商品数が少ない小規模のお店等ではレジとしても活躍できると思います。パソコンから簡単な売上管理や商品登録は行うことができます。
カード決済、電子レシート、在庫管理、売上レポートなど、レジとしての機能が十分に備わっています。対応するクレジットカードブランド等は現時点で Visa、Mastercard、American Express、 Discover、Diners Club International、および交通系電子マネー、QUICPay、iDでの決済、手入力決済、ブラウザ決済(Visa、Mastercard、American Express) です。3大アプリの中で最もお勧めです!
スマレジ
0円から始める、高機能クラウドPOSレジ【スマレジ公式サイトへ】
初期費用:0円/月額費用:4,000円~
顧客管理あり/在庫管理あり/カード決済対応
スマレジは全ての機能を使用する場合は月額費用がかかるサービスですが、顧客管理や在庫管理も可能な高機能レジアプリです(無料プランもあります)。売上を見るためだけのものではなく、在庫や顧客の管理に売上分析まで行えるので、業務効率を上げる・販売活動に貢献するためのツールとして利用できます。
小売・雑貨・アパレル・飲食等のあらゆる業態に対応し、かつ小規模店舗から多店舗展開する企業まで対応している。単なるレジ機能だけで良ければ Square や Airレジ で十分でしょう。しかし業務改善の為のマーケティングツールとして考えれば、有料であっても月額4,000円~程度なら高くはないはずです。
Airレジ(エアレジ)
初期費用:0円/月額費用:0円
席の管理あり/カード決済対応
お店にとっての使いやすさを追求したレジアプリ。注文や会計・売上管理をスムーズに行うことができます。レジとしての機能はSquareよりも優秀で使いやすいものとなっています。しかも2014年3月下旬からSquareと連携させることにより、クレジットカード決済の導入と管理の連携ができるようになりました。
その他のAirレジの特徴として、席の管理を行うことができ空席状況の確認・タイマー設定も可能です。また「Airウォレット」というアプリとの連携で、お店の空席情報をお客様に配信したり、リクルートポイントが利用できるようになります(現時点では利用エリアは少ない)。
顧客管理はできませんが、席の管理が可能なので飲食店等で活躍できるのではないでしょうか。