iPhone・iPadのバッテリー劣化具合を確認する方法&無料でバッテリー交換するには

iPhone・iPadのバッテリー劣化具合を確認する方法&無料でバッテリー交換するには
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2024年09月24日 in Apple
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iPhone や iPad の充電持ちが悪くなったと感じたら、どうされていますか?仕方がないとそのままにされていないでしょうか?状況によっては無料でバッテリーを交換してもらうことも可能ですので、今回の内容を参考にしていただければ幸いです。

なお 動画でもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。

まず、スマホやタブレット端末のバッテリーは消耗品です。使用していれば必ず劣化・消耗していくものです。特に次のようなことをすると、バッテリーの劣化が早まりますのでご注意ください。

  • 頻繁に充電する
  • 充電しながら使用する
  • 高温・低温の場所に放置する
  • バッテリー 0% のまま放置する
  • 100%の状態になってもそのまま充電を続ける など

もしこれらに心当たりがある方、急に充電持ちが悪くなったと思われる方はバッテリーが劣化していないか・消耗していないかを確認してみましょう。

iPhone でバッテーリーの劣化具合(消耗具合)を確認する手順

まず iPhone でバッテーリーの劣化具合を確認する方法です。

  1. 端末の[設定]から[バッテリー]を選択します。
    バッテリー
  2. [バッテリーの状態]を選択してください。
    バッテリーの状態
  3. [最大容量]が記載されています。これが新品と比較した場合の蓄電容量です。この iPhone では「72%」となっていましたので、例え 100% まで充電しても新品の時の 72% 相当しか蓄電できないということになります。
    最大容量

とても簡単にバッテリーの状態が確認できるので、iPhone の場合はご自身で確認してみてください。

iPad でバッテーリーの劣化具合を確認する方法は?

iPad では iPhone と同じように[設定]から進んでも、バッテリーの状態を確認するための項目がありません。そのため iPad では設定から確認ができないようになっています。

iOS 12 未満のバージョンであれば「BatteryLife」というアプリを使用することで、iPad でも蓄電容量を調べることができましたが現在はそれもできなくなりました。

「自分で調べる方法は無いのか?」と言われれば、調べる方法はあります。Mac と coconutBattery というアプリを使用することで確認が可能です。こちらのサイトからアプリを無料でダウンロードすることができます。
https://www.coconut-flavour.com/coconutbattery/

coconutBattery

具体的な手順は「coconutBattery」で検索していただくと出てくると思いますが、Apple が提供するアプリではないため自己責任となります。

iPad でも安全にバッテリーの状態を調べたい場合はオンラインで「iOS 診断プログラム」を行うか、Apple Store もしくはアップル正規サービスプロバイダで確認してもらいましょう。

iOS 診断プログラムを使用する

iOS 診断プログラムは電話やチャットを使用して、オンラインで端末の状況を確認してもらう方法です。

  1. 使用するには Apple のサポートページへアクセスをしてサインインしてください。
    https://getsupport.apple.com/
  2. [iPad]を選択します。
    [iPad]を選択
  3. [バッテリーと充電]を選択してください。
  4. [バッテリーに関するお問い合わせ/トラブルシューティング]を選択します。
  5. [今すぐ Apple サポートと電話]を選択してください。
  6. サインインして製品を選択するのが早いと思いますので、こちらを選択します。
    サインインして製品を選択
  7. 登録済みの製品から選択します。状況によってはシリアル番号などを入力しなければならない場合もあります。
    登録済みの製品から選択
  8. 電話番号などを入力すれば Apple から電話がかかってくるので、「バッテリー持ちが悪くなっている気がするので診断してほしい」などと伝えてください。後は担当者の指示に従ってください。
    電話番号などを入力

Apple Store もしくはアップル正規サービスプロバイダで確認してもらう

Apple Store やアップル正規サービスプロバイダに端末に持ち込むことで診断してもらうことも可能です。近くに Apple ストアがなくても、

  • カメラのキタムラ
  • ビックカメラ
  • クイックガレージ

が現時点でアップル正規サービスプロバイダです。

事前に予約をしていないと受け付けてもらえないこともありますので、予約をしてからお店に行きましょう。

無料でバッテリー交換をしてもらう条件

バッテリーが劣化している場合、バッテリーを交換することで新品の時のように充電持ちが良くなります。

バッテリー交換は有料しか対応してもらえないと思っている方も多いですが、2つの条件を満たせば無料で交換してもらうことも可能です。

  • 購入してから1年以内の方や、AppleCare+ に加入して保証期間内の場合
  • 蓄電容量が80 パーセント未満に低下した場合で保証対象と認められた場合

つまり保証期間内に著しくバッテリーが劣化している場合は無料で交換してもらえるということですね。

もし保証対象外であった場合であれば、有償で交換することも可能です。Apple でバッテリー交換をしてもらう場合の価格は現時点で、iPhone であれば機種によって異なりますが 5,940 円から、
iPhoneのバッテリー交換費用

iPad であれば全モデル11,880円です。
iPadのバッテリー交換費用

端末を長く使うことを考えれば、それほど高い価格ではないのではないでしょうか。iPad を少しでもお得に購入したい場合は Amazon の Apple ストアがお勧めで、その理由や方法はこちらでご紹介しております。

執筆者情報
2004年から当サイト「iscle」を始めた管理者。Google 公認のプロダクトエキスパートとして、YouTube、Google AdSense、Play の公式コミュニティで活動中。スマホアプリ、Web ツールの使い方や最新情報を中心に発信しています。