ソフト不要!無料でフローチャートが作れる便利な3つのツール
仕事やプライベートでも、何かの手順などを分かりやすく把握するのに役立つのがフローチャートです。「フロー」は「流れ」、「チャート」は「図」という意味なので、物事の手順などの流れを表現した図のことを言います。
図を作成するので「フローチャート専用の有料ソフトが必要なの?」「無料で作れるソフトはないの?」と思われるかもしれません。ありがたいことに、無料でフローチャートを作成できるツールは web 上にいくつもあります。その中でも今回は3つのお勧めツールをご紹介いたします。
1. diagrams.net
無料なのに高機能で使いやすいと評判なのが『diagrams.net(旧:draw.io)』というツールです。登録不要でオンライン上で使用することができ、操作性もとても良いのが特徴です。使用するには下記の URL へアクセスするだけ!すぐにフローチャートを作り始めることができます。
https://www.diagrams.net/
また様々なパーツ(図形など)やテンプレートも用意されているのも特徴と言えるでしょう。左メニューにあるパーツを右側のキャンパスへドラッグするだけの操作で、サクサクとフローチャートを作成することができます。
データの保存は Google ドライブ・OneDrive・Dropbox・端末へ可能です。PNG や SVG 形式での出力もできます。
『diagrams.net』の特徴まとめ
どのツールを使ったら良いか分からない・迷っている方はとりあえず『diagrams.net』を使ってみましょう!
- 完全無料で使用できる
- 登録不要
- 日本語対応
- 高機能でパーツも豊富
- 操作性がよい
- 保存方法や出力方法が選択できる
- 共同編集はできない
2. CaCoo(カクー)
『CaCoo』も『diagrams.net』と同様にオンライン上でフローチャートを作成できるツールです。
>CaCoo(カクー)公式サイトへ
複数のメンバーでファイルを共有して同時編集することができたり、チャット機能によりチャットをしながら作成することができるなど、複数のメンバーで使用することが可能なのが特徴です。
スマートフォン用のワイヤーフレームが用意されていたり、マインドマップやプレゼンなど豊富なテンプレートが用意されています。もちろんフローチャート用のテンプレートも複数あります。アイコンなどたくさんのパーツがあるので、より自分好みの図形を描くことができると思います。グラフも簡単に作成可能です。
ただし『CaCoo』の場合、完全無料で気軽に試すこともできる有益なツールですが基本的には有料です。現時点でクレジットカード情報など不要で、制限なく14日間試すことができるので勝手に有料プランに更新されたりしませんし、解約手続きも不要です。無料期間中であっても作成した図形は保存&エクスポートすることもできます。
『CaCoo』の特徴まとめ
素人でもセンスある図を作成したい場合や、複数のメンバーで同時編集したい場合にお勧めです。
- 無料トライアルで気軽に試せる
- 登録が必要
- 日本語対応
- 高機能でパーツも豊富
- 複数のメンバーで同時編集が可能
- ビデオ通話やチャット機能がある
3. Google スライド
Google ドライブ内で無料で使用ができるプレゼン用ツールである『Google スライド』でもフローチャートの作成が可能です。
https://docs.google.com/presentation/
完全無料で使用ができ、安全にデータを共有し観覧してもらうことも共同編集することも可能です。プレゼンテーションを行うためのスライドツールのため、フローチャートを作成するパーツの数は少ないです。そのためシンプルなチャートを作るのに向いています。
図形からフローチャートのためのパーツを使用できます。[挿入]からご自身の写真等の画像を入れることもできますし、意外に自由に作成していくことができるのが魅力です。
YouTube 動画でも作成手順を紹介しております!(無音)
『Google スライド』の特徴まとめ
シンプルなチャートを作る人向け。共同編集などファイルを共有したい場合に最適です。実は相関図を作成するのも簡単だったりします。
- 完全無料で使用できる
- Google アカウントが必要
- 日本語対応
- シンプル
- 複数のメンバーで同時編集が可能
- パワーポイントや PDF など別のファイル形式でエクスポートが可能