金融系サイトなどGoogleの2段階認証が解除できない場合どうする?
Web サイトなどのサービスにログインする際、通常はアカウント ID とパスワードでログインが可能ですが、それだけではセキュリティ的に心配ですね。そこでワンタイムパスワードや2段階認証も使用されている方は多いのではないでしょうか?
例えば銀行や株取引などの金融系サイト、ニコニコ動画などの一般的なサービスを提供するサイトでも Google の2段階認証が使用されていることがあります。2段階認証は不正アクセスを防ぐためにかなり役立つツールなのですが、困ったこともあります。
それは、2段階認証のコードを受け取るために設定していたスマホなどの端末を紛失してしまったり、故障してしまったり、また機種変更などをする際に初期化してしまった場合です。このような状況になると2段階認証を解除するためのコードを知ることができず、ログインができなくなってしまうのです。
Google へのログインの際に使用する2段階認証の解除手段は複数設定しておくことができます。例えばスマホを紛失してしまっても別の携帯や電話番号へコードを送信したり、紙にバックアップ用のコードを印刷することも可能です。詳細は下記ページをご確認ください。
Google 以外のサイトで2段階認証を使っている場合
では Google 以外のサイトへログインする際、解除コードを受け取ることができなくなってしまったらどうしたら良いのでしょうか?
結構このような状況に陥ってしまい、そのサイトへログインできなくなってしまう方は多くいらっしゃるようです。お金が絡まないようなサービスへのログインであれば、新しいアカウントを作れば良いかと思えるかもしれません。しかしお金が絡む金融系のサイトへログインできなくなるのは非常に困ります。
もしコードが受け取れない状況になったら「Google の2段階認証を使用しているのだから Google へ問い合わせれば良いのでは?」「Google に解除してもらえるのでは?」とお考えになるかもしれませんね。しかしながら Google 以外のサービスで使用されている2段階認証の解除は Google ではできません。
そのサービスの運営者へ問い合わせて頂き、解除ができなくなったことを伝えて解除してもらうしかありません。もし海外のサービスであれば、英語でやり取りをしなければならず非常に大変な状況になることもあります。
このようなことにならないように、もし複数の解除手段が用意されているのであれば、万が一のときのために複数の手段を用意しておきましょう。