Google・YouTubeアカウントで年齢制限?生年月日を変更する方法

Google・YouTubeアカウントで年齢制限?生年月日を変更する方法
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2024年09月24日 in Googleサービス
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Google アカウントや YouTube アカウントの作成・登録には年齢制限があることをご存知でしょうか?生年月日の部分を適当に入力したことで Google のサービスに申し込みができなかったり、アカウントそのものを作成できないことがあります。

また「生年月日を登録しないとどうなる?」「登録は必須なの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?

このページでは生年月日を変更する方法などをテキストでご紹介していますが、動画でもご紹介しておりますのでよろしければご覧ください。

アカウントを所有するための最低年齢

まずは Google アカウントを所有・作成するための最低年齢を知っておく必要があります。年齢による条件は国によって異なりますが、日本では13歳以上である必要があります。つまり YouTube や Gmail、Google Play にログインするためには13歳以上でなければならないということです。(※保護者がアカウントを管理するファミリーリンクを使用すれば作成は可能。)

13歳未満の年齢でアカウントを作成しようとしても「最低年齢に達していないためGoogleアカウントを作成することはできません。」と表示され作成できません。

また、サービスによっては固有の年齢制限が適用されることがあります。例えばブログなどの Web サイトに広告を貼って収益化する AdSense は18歳以上でなければ申請ができません。(YouTube に動画を公開して収益化する場合も AdSense に登録するので同様です。)

Google アカウントを所有したい人が13歳未満である場合は、13歳になるまでは所有ができませんので基本的にはそれまで待つしかありません。

YouTube の動画の年齢制限は何歳?

YouTube では18歳未満にふさわしいと言えないコンテンツに年齢制限がかけられる場合があります。例えば子供の安全を害するようなもの、動力的な表現を含むものなどに対してかけられます。

もし YouTube の動画ページを表示した時に「この動画には年齢制限が設けられており~」や「この動画は年齢制限があります」と表示された場合、その制限を解除するには18歳以上で登録されている Google アカウントを使用する必要があります。

年齢を間違えて登録した場合

年齢制限に引っかかってしまった方には「アカウント登録の際に生年月日を間違えて登録してしまった」という理由もあるでしょう。

もし13歳未満で登録してしまった場合、ログインする際に所定の年齢に達していないという表示がされると思います。14日間放置してしまうとアカウントが無効となり、30日後にアカウントが削除されます。14日の猶予期間内にアカウントの管理機能を設定するか、アカウントを管理できる年齢に達していることを証明することによって削除を回避してください。

Google アカウントで生年月日を登録しないとどうなる?

2021年4月から Google アカウントを作成する際に、生年月日の登録が必須となりました。それ以前に作成したアカウントで、生年月日が登録されていない場合は「今すぐGoogleアカウントに生年月日を登録してください」などの通知が来る可能性があります。

生年月日を登録しない場合、使用できない Google サービスがあったり、アカウントが無効になってしまう可能性も考えられます。

大切なアカウントが無効になってしまえば、例えば Google ドライブやフォトに保存したデータにアクセスできなくなってしまったり、ゲームデータが引き継げなくなってしまうことも…。すぐにでも登録されることをお勧めします。

企業など組織のアカウントの場合

よくあるのが、会社・団体などの組織の Google アカウントを作成しようとして、組織設立日を生年月日にしてしまうことです。設立して13年経過していなければ年齢制限に引っかかってしまいますね。

もし会社など組織の Google アカウントを作成したい場合のお勧めは、まず代表者の Google アカウントを用意してください。そして代表者のアカウントから Google マイビジネスへ登録するようにしてください。マイビジネスへ登録すれば、組織用の「ブランドアカウント」を作成・管理することが可能です。ブランドアカウントであれば、複数のユーザーでそのアカウントを管理することもできるので便利です。

ブランドアカウントを作成しないのであれば、単純に管理者の生年月日で登録してください。

年齢(生年月日)を確認・変更する方法

生年月日の入力を間違えてしまった人のために、生年月日を変更する方法が用意されています。

  1. まず下記の URL から生年月日の確認ページへアクセスをしてください。
    https://myaccount.google.com/birthday
  2. 現在登録されている生年月日が表示されていますので、変更したい場合は修正してください。
    Googleアカウントの生年月日の変更
  3. [生年月日を公開するユーザー]はどちらでも構いませんが、公開したくない場合は[自分のみ]を選択しましょう。
  4. 最後に[保存]を選択して完了です。

ただし最初に登録した年齢が18歳未満の場合、年齢を誤魔化して制限が解除されないようにするため、変更ができない可能性があります。変更ができない場合は18歳以上になるのを待つか、別の Google アカウントを作成してください。

執筆者情報
2004年から当サイト「iscle」を始めた管理者。Google 公認のプロダクトエキスパートとして、YouTube、Google AdSense、Play の公式コミュニティで活動中。スマホアプリ、Web ツールの使い方や最新情報を中心に発信しています。