アドセンスの新しいページ単位広告を使用して収益増加へ!
以前までは一部のユーザーに限定して使用が可能だったGoogleアドセンスの新しい『ページ単位の広告』が、ようやく多くの一般ユーザーでも使用可能になったようです(※全ユーザーとは限りません)。
この『ページ単位の広告』というのは、他の広告ネットワークでは既に見かけることが多かった2つのタイプの広告です。一つ目がフッターに固定される広告である、いわゆる「モバイルアンカー広告」です。二つ目がページを切り替える際に全面に広告が表示される「インタースティシャル広告」(アドセンスでは「モバイル全画面広告」という名称)です。
どのようなものかも含め、Google AdSenseの公式動画がアップされていますのでご覧頂くと良いでしょう。
このページでは『ページ単位の広告』の特徴と設置方法についてご紹介致します。
『ページ単位の広告』の特徴
まずこの広告の特徴を挙げると下記のようになります。
- 『ページ単位の広告』を表示させる設定の“オン”と“オフ”は、AdSense管理画面から行う。
- 各ページのヘッダーにコードを設置するだけ。
- 関連性が高い場合のみ表示され、常に表示されるわけではない。
簡単に申し上げると、設定はとても簡単に行うことができるということ。またこの広告は常に表示されるわけではなく、アドセンス側がパフォーマンスが得られる可能性が高い場合を判断して表示されるということです。
例えば「このユーザーは今までモバイルアンカー広告を非表示にさせているから表示させない」「このユーザーはモバイル全画面広告に反応し、効果が上がりやすいから表示する」などと判断されるのではないかと推測できます。
『ページ単位の広告』を設置しよう
設置方法も超簡単です!管理画面から広告の設定>ページ単位の広告をクリックしてください。
ステータスを“オン”にします。使用したくなものは“オフ”のままでOKです。
ステータスを変更したら<>コードを取得をクリックして、設置するためのコードをコピーしてください。
コピーしたらWebサイトの<head>タグの中か<body>タグの最上部に広告コードを入れてください。
設置できているか確認する
設置ができたら確認をしてみましょう!モバイル端末で設置したサイトにアクセスし、URLの最後に「#googleads」を付けて更新してください。すると説明が表示され、モバイルアンカー広告も表示されているのが分かります。またページを移動すると全画面広告も表示されました。
これらの広告はサイトによっては収益に貢献するでしょうが、広告の鬱陶しさも出てしまうのでユーザーにとって不便さを与える可能性も高いものです。ミスクリックも起きやすいタイプの広告の為、単価が下がったりユーザーにとってデメリットが大きければ掲載しないということも検討しなくてはなりません。日頃からレポートもしっかりチェックしましょう!