Androidが発熱・充電激減りGoogle PlayやYouTubeが開けない場合
こんにちは、Google Play 公式ヘルプコミュニティ エキスパートの竹中です。
「スマホが発熱してかなり暑くなる」
「バッテリーの減りが異常に早い」
「Google Play や YouTube、Gmail、Chrome アプリが開けない・停止する」
現在、上記のような症状に悩まされている方が多くなっています。最新バージョンの「Google Play 開発者サービス」アプリに更新をしてから、発熱や充電の減り、Google 関連のアプリが開くことができないなどの問題が起きることもあります。
ただ全ての Android 端末で症状が起きているのではなく、特定の Android バージョンを使用している端末で問題が多く報告されることもあります。Google Play ヘルプフォーラムでも同様の報告が多く、また Twitter 上でも多くのユーザーがツイートをしています。
Google Play 開発者サービスは削除してはダメ
問題・不具合が起きているのであれば、Google Play 開発者サービスアプリを削除すればよいのではと思うかもしれません。
しかし「Google Play 開発者サービス」は Android OS や Google 関連のアプリを動かすのに重要な役割を持っています。そのため単純にアプリを削除すれば良いというものではありませんし、下手に触ることで初期化以外の手段が取れなくなることもあります。
「Google Play開発者サービスはサポートされていません」など多くの問題を引き起こすことがあるアプリではありますが、基本的には修正版の更新を待つしかありません。
ただ、キャッシュ削除など下記の方法を試すことで改善されたというユーザーの報告もあります。もしお試しでない場合は一度確認してみてください。
開発者サービスのダウングレード
スマホ端末の設定>アプリをタップして、アプリ一覧から『Google Play 開発者サービス』をタップしてください。
[アップデートのアンインストール]をタップしてアンインストールします。※バージョンによっては画面右上にあるメニューアイコンをタップすることで表示されます。
上記の手順でアップデートのアンインストールを行うと、アプリが端末を購入したばかりの初期状態に戻ります。要は問題が起きていた最新版を使わず昔のバージョンにダウングレードしてしまうということです。
ただし、最新版でないと機能しないアプリがあったりセキュリティ上問題がある場合があります。また自動で最新版に更新される可能性もありますので、一時しのぎにはなるかと思います。(アンインストールをしてから最新版にしても問題が発生しなくなったという報告もあります。)
※追記:Google Play 開発者サービス 12.8.74 のバージョンに更新ができるようになっています。
OS を更新する
問題が報告されているのがAndroid 5系なので、もし Android 6.0 以上に更新ができる端末なのであれば更新してしまうのも一つの手段でしょう。
端末の設定>端末情報(端末管理やバージョン情報、システムと表記されている場合もあり)>システムアップデート>今すぐ更新をタップしてください。
更新ができる状態であれば最新版 OS のダウンロードとインストールができます。「お使いのシステムは最新の状態です」と表示されている場合は更新ができません。