【本音】iPhoneやめた理由┃もうAndroid一択です

先日、メインのスマホを iPhone から Android に変更しました。以前後悔した【忖度なし!AndroidからiPhoneに乗り換えて後悔している10の理由】で Android から iPhone に乗り換えて後悔したことをお話ししましたが、結局 iPhone に馴染めず、 Android に戻った経緯についてご紹介します。
なお、動画でもお話しております。
目次
iPhone 16 Proに乗り換えたものの…
2024年9月下旬から、それまでメインで使っていた Android スマホから iPhone 16 Proに乗り換えました。最新の iPhone ということで期待も大きかったのですが、実際に使い始めてみると、操作に慣れない部分が多く、予想以上にストレスを感じることが多々ありました。
もちろん、半年ほど使用する中で、 iPhone の操作にもだいぶ慣れてきた部分もあります。たとえば、 iPhone では画面端からのスワイプ操作が、アプリによって前の画面に戻らないという独特の仕様がありましたが、これはアプリごとに挙動を覚え、繰り返し使うことで、体が覚えてなんとか慣れることができました。
iPhone には現時点で顔認証と指紋認証の両方に対応した機種はありませんが、顔認証の認識速度が速いため、ロック解除にストレスを感じることは少なくなりました。
しかし、 Android では当たり前のように使えていた機能が使えないことは、やはり毎日使う上でストレスが積み重なりました。
iPhone に戻った3つの理由
私が iPhone に戻った理由は、大きく分けて次の3つです。
- キーボードに矢印キーがない
- 画面分割ができない
- 「かこって検索」が使えない
誤解のないように言っておきますが、 iPhone がダメで Android が最高だと言いたいわけではありません。人によってスマホに求めるものは違いますし、自分が最も使いやすいと思うもの、慣れているものを使うのが一番だと思います。あくまで私個人の感想として聞いていただければ幸いです。
1. キーボードに矢印キーがない
私が iPhone を使っていて、特にストレスに感じたことの1つ目は、キーボードに矢印キーがないことです。この点については、以前の動画でも多くの方から共感のコメントをいただきました。
iPhone しか使ったことがない方からは「矢印キーなんて必要なの?」「スペースキーの長押しでカーソル移動すればいいじゃん」という声もあるかもしれません。しかし、実際に使ってみると、目的の場所に正確にカーソルを移動できる矢印キーは、文章作成や編集作業において非常に便利です。
例えば、文章を書いていて、「あっ、ここの表現を少し変えたいな」と思った時、 Android であれば矢印キーをトントンと押して、確実に目的の場所にカーソルを移動できます。しかし iPhone の場合、なかなか思い通りの場所にカーソル移動できず、イライラすることがありました。
2. 画面分割ができない
2つ目は、画面分割ができないことです。コメントの中には、「Android で画面分割ができることを初めて知りました!」という方もいました。画面分割とはその名の通り、スマホの画面を2つに分割して、2つのアプリを同時に表示して操作できる機能です。
たとえば、 YouTube アプリで好きなアーティストのライブ映像を見ながら、 SNS でその感想をリアルタイムでチェックしたり、ブラウザでレストランの情報を調べながら、 LINE で友達とランチの予定を立てたりできます。
私が特に便利だと感じたのは、アプリの使い方や設定方法などを調べながら、そのアプリを実際に操作できることです。たとえば、 LINE の通知設定を見直したいと思った時、 Web サイトで設定の手順を調べながら、実際に LINE アプリを開いて設定を変更できます。
ブラウザと LINE アプリを交互に開いて、手順を確認しながら操作する必要がないので、非常に効率的に作業を進めることができます。
3. 「かこって検索」が使えない
3つ目は、「かこって検索」が使えないことです。 Pixel シリーズや Galaxy シリーズなど、一部の Android 端末では、どの画面からでも「かこって検索」を利用できます。
iPhone でも Chrome ブラウザ内であれば、かこって検索のような機能が使えるようになりましたが、 OS レベルで、スマホのどの画面からでもかこって検索が使えるかどうかは、使い勝手に大きな差があります。
かこって検索は、画面内の気になるものを指やスタイラスペンで囲むだけで、そのものの画像検索を行って、販売サイトを探したり、詳細な情報を調べたりできる機能です。街で見かけたおしゃれなカフェの建物を囲って、すぐに場所や情報を調べたり、友達が SNS にアップしていた服を囲って、どこのブランドのものか調べたり、といった使い方ができます。
特に私が便利だと感じていたのは、写真などの画像の中にあるテキストの選択や翻訳が瞬時に行える点です。これが iPhone ではできず、困惑することが何度かあり、大きなストレスになっていました。
Android のカメラ機能も進化
カメラに関して言えば、 Pixel 8 以降に搭載されている「ベストテイク」機能が、私にとって意外なほど必要な機能だと分かりました。ベストテイク機能は、集合写真などで誰かが目を閉じてしまったり、横を向いてしまったりしても、 AI が自動で顔を合成して、全員が最高の表情で写っている写真に仕上げることができる機能です。
家族写真を撮る際、誰かが目を閉じていたり、横を向いてしまったりして、なかなか良い写真が撮れないという経験は、皆さんあるのではないでしょうか。私には3人の子供がいるのですが、全員が笑顔でカメラ目線になる瞬間を捉えるのは至難の業です。そんな時、ベストテイク機能は本当に便利で、まさに「神機能」だと思っています。
これは例えるなら、何枚も撮影した写真の中から、それぞれの写真の良い部分だけを集めて、一枚の完璧な写真を作り出すようなものです。
Google は、 AI による画像生成や動画生成の分野でも、非常に高い評価を受けています。今後は、写真や動画の撮影体験をさらに向上させるような、ソフトウェア面での機能強化にも期待したいです。
メインのスマホは Pixel に戻しましたが、 iPhone もサブ機として、動画撮影や、特定のアプリを使うためなどに活用していく予定です。