何曜日の何時がベスト？ブログや動画を投稿するタイミング

ブログや動画を投稿する曜日や時間によって、アクセス数や視聴回数の伸びが違ってくるというのは皆さんも聞いたことがあると思います。また ご自身の経験によってそれを実感されている方もいると思います。

「結局、最も多くの人に見てもらえるのは何曜日の何時なの？」と質問されることも多く、その答えを知りたいと思われている方がほとんどではないでしょうか？このページではその答えについてテキストでご紹介しておりますが、動画でも分かりやすく解説していますので是非ご覧ください。

一般的なベストタイミングとは？

一般的には、学生やサラリーマンをターゲットとしたコンテンツを提供している場合は、平日の通学・通勤時間帯に投稿すると良いと言われています。電車の中など移動中に見てくれる可能性があるためで、朝の7時半〜9時前くらいですね。特にニュース系のコンテンツに適していると思います。

また昼食の時間帯もスマホを触る人が多くなるので、この時間帯に投稿すると見てくれる人が増えます。ただ長文や長い動画をゆっくり見れない方も多く、Twitter などのライトなコンテンツの方が好まれる可能性があります。

そして多くの人がコンテンツにアクセスしやすいのが夜です。19時以降にスマホやパソコンに触れる人が多いのでアクセスが増加しやすいですね。夜の場合は休日前夜がより良いと言われています。これは多くの方が実感されているのではないでしょうか。

一般的には上記のような時間帯を狙って投稿すると良いと言われていますが、必ずそれらがベストだとは限りません。

いつ投稿するのがベストなのかは、結論から言うとブログやチャンネルによって異なります。「なんだよ〜」と思われるかもしれませんが、自分のブログやチャンネルで投稿するベストなタイミングがいつなのかを推測する方法はあります。

Web サイト（ブログ）で PV が多い時間帯を調べる

まず Web サイトやブログの場合は Google アナリティクスから推測することができます。ブラウザ版（PC版）ではなく、スマホアプリ版が分かりやすいです。もしアプリ版をお使いでなければインストールしてみてください。

1. Google アナリティクスのアプリを開き、確認したいプロパティ（サイト）を選択してください。
2. ホーム画面に表示される［ユーザー数（時間帯別）］を確認しましょう。
3. もしくはメニューから［集客］＞［サマリー］＞［新規ユーザー（時間帯別）］を確認してみましょう。濃い青色ほど多くのユーザーがアクセスしていることになります。
   

上図のサイトの場合だと平日の日中にアクセスするユーザーが多いことがわかります。仕事に役立つような情報やツールを提供しているサイトだと、このように平日の日中にアクセスが多くなる傾向にあります。

次に雑貨類を紹介しているこちらのサイトの場合は夜に多くの方がアクセスする傾向にあります。

先ほどのサイトとは全然異なっていますね。サイトのジャンルやコンテンツによって異なるので、一般的な情報やデータだけを信じて投稿するのではなく、ご自身のサイトの状況を見てタイミングを決めるようにしてください。

パソコン版の Google アナリティクスでも曜日別や時間帯別でより細かく調べることも可能ですが、アプリ版の方が簡単に確認することができます。

YouTube で視聴回数が多い時間帯を調べる

YouTube Studio の［アナリティクス］を開き、［視聴者］タブを選択すると［視聴者が YouTube にアクセスしている時間帯］が表示されます。Google アナリティクスと同様に視聴者が多ければ濃い色で表示されるようになっています。

この時間帯をご覧になるとお気づきになると思いますが、時間帯の下に注意書きとしてこのように記載されています。

これは、動画を投稿する時間帯が動画の露出やユーザーからの評価などに直接影響するかどうか、長期的な視点では不明だということです。短期的な視点ではブラウジング機能などの露出に影響は与えられると考えられますが、長期的に見た場合は何時に投稿しても大きな影響はないかもしれません。

ブログでも YouTube でも投稿時間や曜日というのは、短期的なアクセスや視聴回数へ影響を与えるものだと思いますし、タイミング良く投稿することでブログも動画も Google Discover に掲載され多くの人に見てもらえる可能性もあります。YouTube 内でも動画公開直後の反応が良ければ多くの露出機会を得ることができます。

ただ「絶対にこの時間じゃないとダメ」というものはありませんし、コンテンツによっても見てくれるユーザーによっても異なります。また連休中かどうかなどでも異なります。データを見ながらご自身で最適な投稿タイミングを見つけてみてください。