子供の動画を YouTube に投稿するとアカウントBAN!?
YouTube では動画を投稿しても限定公開にしたり、非公開で指定した人のみ視聴可能にする設定があるため、自分が所有している動画を保存する場所として使用している方も多いのではないでしょうか。確かに、どれだけ動画を投稿してもお金がかかることはありませんし、とても便利なプラットフォームです。
例えば家族を撮影したものを YouTube に投稿し、限定公開で家族や友人にだけ観てもらうという使い方をしている方は結構いますよね。
多くの場合は問題とならないのですが、そのような使い方をしていて YouTube アカウントや Google アカウントが無効化(停止・BAN)される可能性があることも理解しておく必要があります。
特に気をつけなければならないのが子供が登場する動画です。
YouTube に子供の動画を投稿する際の注意点
例えば家族の思い出としてであれば、自分の子供がお風呂に入っているシーンや、裸やそれに近い状態で走り回っているシーンを撮影することってあると思います。きっと家族にとって楽しいひと時を動画にした、大切な思い出になるものでしょう。
しかし、このようなシーンが原因で YouTube アカウントや Google アカウントが無効化(停止)される可能性があります。
このような映像で問題となる原因は「児童ポルノ」です。児童ポルノは未成年者を性的な対象とすることで問題となるわけですが、日本の感覚と海外の感覚ではかなりの差があります。
この点で日本はかなり緩いと言われていて、テレビで普通に放映されているアニメや漫画であっても、海外からは厳しい批判があるくらいです。つまり、日本での感覚で全く問題ないと思えるようなことが、海外では問題があると判断される可能性があるわけです。
自分としては性的意図がなかったとしても、問題だと判断される可能性があるものを YouTube に投稿していれば、アカウントが無効化されても文句が言えません。
そもそも YouTube は個人の動画置場ではありません。自分のパソコンやスマホに動画を保存しておくのとは全く異なります。YouTube では限定公開にしておこうが、非公開にしておこうが、ワンクリック/ワンタップで全世界に公開・共有される場所ですし、誰かに見せることを前提としているプラットフォームです。
「非公開にしているから大丈夫」「公開するつもりはないから大丈夫」と考えるのは違うのです。児童ポルノに限らず、ポリシーやコミュニティガイドラインに違反するようなコンテンツを YouTube に投稿することはやめましょう。
このようなことは YouTube に限らず、Google フォトや Google ドライブへの保存や共有でも言えることです。何でも好きなファイルを保存して良いわけではありませんのでご注意ください。