雨や雪が降りそうな時にLINEにメッセージが送られるようにする方法

急に天候が変わり雨が降ってきたことに気づかず、せっかく干してあった洗濯物が雨に濡れてしまって台無しに。また洗い直して結局乾燥機にかけなきゃいけないはめに・・・。このような経験はないでしょうか？

雨が降りそうなことを事前に分かっていれば上記のようなことは少なくなるでしょう。例えば通知機能のあるお天気アプリなどを入れている場合は、雨や雪が振ってくる前に通知してくれますね。しかし、「わざわざお天気アプリを入れるほどでもない」「お天気アプリは電池の減りが早くなったり、バックグラウンドで通信を行うから入れたくない」という方もいらっしゃるでしょう。

もしそのように思われている方であれば、天候が雨や雪、もしくは曇りになりそうな時に LINE にメッセージが送られているようにしてみませんか？普段から使っている LINE にメッセージが送られてくるのであれば、お天気アプリを入れる必要はありません。

天候の変化を LINE に送られるようにする手順

LINE に天候の変化を通知するような機能はないため、「天気の情報を取得して雨が振りそうになった時にメッセージを送る」という仕組みを作らなければなりません。ちょっと難しそうに感じますよね？でも大丈夫、誰でも簡単にそのような仕組みを作れる『IFTTT（イフト）』という無料サービスを使います。

ご存じの方も多いと思いますが IFTTT というのは、「もし A というアクションがあったら B というアクションを行う」という仕組みを簡単に設定できるサービスです。今回で言えば「もし雨が振りそうになったら LINE にメッセージを送る」と設定します。

IFTTT を使ってみよう

IFTTT は無料で使用ができるサービスです。Web 上で使うことも、iPhone や Android 用のアプリも公開されているので、アプリで使うこともできます。今回はアプリでの使い方をご紹介いたします。（操作画面はアプリでも Web でもほとんど同じです。）

まずはアプリをインストールしてみてください。

IFTTT を使用するにはアカウントが必要ですので、まずは登録をしてください。メールアドレスを使用して登録することもできますが、Google アカウントや Facebook アカウントを使用してログインしてしまうのが簡単かと思います。

アプレット（レシピ）を作る

IFTTT では「A をしたら B をする」という設定のことを「アプレット」と呼んでいます（以前は「レシピ」と呼ばれていました）。ですから今回は「もし雨が振りそうになったら LINE にメッセージを送る」というアプレットを作ることになります。

［My Applets］から［＋］アイコンをタップしてください。

天候の設定

次に［+this］をタップします。

まずは「もし雨が振りそうになったら」という部分を設定するので、天気の情報を取得するためのサービスを指定しなければなりません。「weather」と検索すると天気関連のサービスが表示されます。どれでも構わないのですが、今回は［Weather Underground］というのをタップしてください。

選択肢が複数表示されますが［Current condision changes to］をタップします。「今の天候が変わるときに～」という意味です。

どの天候に変わる時にメッセージを送るかを選択します。今回は雨が降ってくる時にしたいので［Rain］を選択します。

LINE の設定

次に［+that］をタップします。

「LINE にメッセージを送る」という部分を設定するので、［LINE］を探してタップしてください。※初めて IFTTT で LINE を選択する場合は LINE アカウントへのログインと連携の同意が必要です。LINE アプリでメールアドレスを登録していない方はあらかじめ登録してください。

［Send message］をタップします。

どのようなメッセージを送るかの設定画面が表示されます。文章などが英語になっているので日本語に変更しても構いませんが、何も変更せずに右上にあるチェックマークをタップして完了しても構いません。後で編集することも可能なので、最初はそのまま変更せずに完了してみてください。

［Finish］ボタンをタップして完了です！

On が緑色になっているか確認してください。

これで雨が降りそうなときに LINE にメッセージが来るようになります！例えば下図は曇りになるときに送られてきたメッセージです。