PV増加に活用すべき画像SEOと動画SEO!需要のあるクエリを見つけるには?
Web サイトのアクセスアップのために SEO に力を入れている方、多いですよね。その中の多くの方が Web サイトのコンテンツを作成する際、どのような文章にしたら良いかなどテキストに注目されているのではないでしょうか。しかし Google 検索からアクセスされるのはこの検索結果からだけではありません。
画像検索や動画検索からのアクセスにも注目しているでしょうか?画像や動画検索からの流入してくるユーザーは意外に少なくありません。例えば画像検索だとこのような画面になります。
動画検索だとこのような画面ですね。
テキストだけでなく画像検索にも動画検索にも力を入れれば、今以上にサイトにアクセスを集めることができるのではないでしょうか。
画像 SEO はどうやるの?
画像 SEO に関しては以前、下記の記事でご紹介していますのでご覧ください。また動画でもご紹介しています。
詳細は上記ページをご覧いただければと思いますが、簡単にまとめると次のようなことを行います。
- 画像にアクセスができるようにする
- 画像サイトマップを設置する
- 画像を表示させるページにテキストを入れる
- alt 属性を使う
- 画像のファイル名まで気にするとより良い
- 画像設置ページのタイトルは関連性のあるものにする
- 可能であれば構造化データも作成しておく
動画も含めてですが WordPress であればプラグインを使って画像サイトマップや動画サイトマップが簡単に作成・設置できます。
動画 SEO はどうやるの?
画像は多くのサイトで設置されていますし、上記で紹介したことを意識していなくても自然にできていることも多いです。そのため画像検索で自分のサイトが上位に表示されるのは、やはりそれなりにライバルが居るわけです。
しかし動画検索ではどうでしょうか?最近動画が注目されているので YouTube に動画を投稿しているという方はいると思います。しかし Web サイトやブログをメインにされている方には、まだまだ動画にまで手が付けられていない方が多いでしょう。また動画を投稿されている方でも、動画を Web サイト/ブログにまで積極的に取り入れている方は多くありません。つまり現時点ではライバルが少ないです。
せっかく Web サイトに有益なコンテンツがあるのであれば、そのコンテンツをベースに動画を作成してみてはいかがでしょうか?そしてその動画を Web サイトに埋め込むことで、Google の動画検索でもページが表示される可能性が高くなります。(このページでも YouTube に投稿した動画を埋め込んでいます。)
動画を入れても通常の検索結果で有利になるわけではありません。しかしテキストや画像よりもインパクトがある動画を入れることで、ユーザーの注目を集め結果的に SNS でシェアされやすくなったり Web サイトでリンクされる可能性もあります。
また滞在時間が増えたり、「動画は後で観よう」と思ったユーザーがブックマークして再度ページに訪れてくれることもあります。
動画を入れるポイント
動画検索 SEO のポイントは下記の通りです。動画でもご紹介していますのでお時間がある方は是非ごらんください。
- ページのコンテンツと関連しテキスト情報を補うような動画を入れる
- YouTube 動画のタイトル・説明・タグなどの情報が、動画を埋め込むページのコンテンツと関連している
- YouTube チャンネルの概要から Web サイトへリンクを設置しておく
- YouTube チャンネルと関連ウェブサイトをリンクする
- 動画サイトマップを設置する
- 可能であれば構造化データも作成しておく
当然かもしれませんが、ページのコンテンツと関連している動画をページに入れるようにしてください。全然コンテンツが異なる動画を入れてもユーザーを困惑させるだけです。
またこれに関連して YouTube 側で動画のタイトルや説明、タグなどの情報に、この動画がどのような内容なのかが分かるようにしっかりと入れるようにしてください。
YouTube チャンネルの[チャンネルのカスタマイズ]>[概要]から Web サイトへのリンクを設置しておくと、Web サイトとの関連性を示せます。追加方法の詳細は【YouTubeチャンネルのホームにWebサイトやSNSのリンクを付ける方法】のページをご覧ください。
さらに YouTube チャンネルと関連 Web サイトをリンクさせる機能があります。YouTube パートナー プログラムに参加していることが条件となっているので、可能な方はリンクさせておくことをお勧めします。詳細はヘルプページの【動画と関連ウェブサイトをリンクする】をご確認ください。
あとは画像 SEO でもご紹介しているのと同じですが、動画サイトマップを設置するか、可能であれば構造化データも作成してみてください。サイトマップや構造化データを設置することで、Google に関連する動画があることを知らせる手助けとなります。
上記でご紹介した全てのことが動画検索で表示されることと関連しているとは限りませんが、私が実際に行っている動画 SEO のポイントです。
全てのコンテンツで動画が適しているわけではありませんが、動画にすることでより分かりやすくなったり、求めるユーザーがいるのであれば動画も作成してみるのはいかがでしょうか。動画検索のタブだけでなくテキストベースの検索結果にも YouTube へのリンクが表示されることもあり、より多く露出できるかもしれません!
ちなみに自分が YouTube で公開している動画でなくても動画検索で表示されます。つまり他人の YouTube 動画を自分の Web サイトに埋め込んでいても、自分の Web サイトが動画検索で表示されるのです。もし自分で動画を作成することができないのであれば、コンテンツと関連する動画を入れてみるのもありです。
画像検索と動画検索で需要のあるクエリを見つける方法
サイト内に画像や動画が入っているのであれば、現状どのクエリ(検索キーワード)でよく検索され表示されているのかを調べてみましょう。
- Search Console を開きます。
- [検索パフォーマンス]>[検索結果]を選択します。
- [検索タイプ]を[画像]または[動画]に変更してください。
通常のウェブ検索と比較すれば表示回数もクリック数も少ないでしょうが、それでも大切なサイトへの流入源となります。画像検索や動画検索を意識していない方の中には「意外にアクセスに繋がっているんだ!」と思われた方もいると思います。
クエリを見てみると、それぞれ現状で需要のあるクエリを知ることもできますね。今より少しでも画像 SEO や動画 SEO に力を入れれば、もっとサイトへの流入を増やすことができるかもしれません。
あえて言うまでもないと思いますが単純に画像や動画を入れれば、それだけで検索順位が上がったり露出が増えるようなものではありません。重要なのはサイトのコンテンツですし、画像や動画も価値あるものにする必要があるでしょう。