Windows10は最終的に月額課金制になるのでは!?
Windows 10の無償アップデートが提供されるようになり、少しずつ「Windows 10にアップグレードした!」という人が増えてきました。Windows 7とWindows8/8.1のユーザーは、Windows 10のリリース後1年間は無償でアップグレードが可能です。最初のうちは不具合とかも多そうなので私はまだ静観していますが・・・。
さて1年間は無償と公表していますが、その後はどうなるのでしょうか?実はまだ、無償期間が終了してからのこと(価格やアップグレードの方法等)は明確に公表されていません。
そして今までMicrosoftは XP > Vista > 8/8.1 のように定期的にバージョンアップをしてきました。しかしこの流れを止め、数年後にWindows 11のような新しいバージョンは出さないと言っています。つまりWindows 10がバージョンとしては最後になるかもしれないのです。
とは言え、Windows 10として定期的に新機能の追加が行われていくのだと考えられます。
Windowsも月額課金制の流れ?
WindowsはMicrosoftにとって大切な資産であり大きな収入源のはずです。それを今回無償アップグレードを可能にしたり、定期的な新バージョンを出さないとなるとどこで収益を上げていくのでしょうか?そこで考えられるのが月額課金制です。既にMicrosoftは『Office 365』という月額課金制のサービスを提供しています。これはWordやExcel等のOffice製品を含めたサービスをクラウド上で提供しているものです。
>Office 365
Microsoftだけでなく、多くの企業が月額課金制のサービスに力を入れるようになってきました。例えばPhotoshopやIllustrator等の画像加工ソフトで有名なAdobe製品も、『Adobe Creative Cloud』という月額で料金を支払いソフトを利用する形態に移行しました。Appleは音楽聴き放題の『Apple Musi』、Googleも『Google Apps for Work』などの月額サービスを提供しています。
Microsoftが稼ぎ頭でもあったWindowsを、「Windows 10を一度購入したらその後はずっと無料で使えてサポートもします」とするとは思えません。「基本的な機能は無料で使えて、機能を追加したプロバージョンは月額課金にする」「新機能の追加をしたければ有料で購入する」「Windows 10というOSは無料だけど、Office 365を利用しなくてはならない」など、何かしら収益を生み出すポイントは考えているでしょう。
一年後にどうなっているのか楽しみですね。まさかスマホの無料アプリのように広告が表示されるとかはないですよね・・・。